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CT検査
短時間で体内のさまざまな病気を
発見できる検査機器です
発見できる検査機器です
当院では、GE社製の最新型マルチスライス(16列型)全身用コンピュータ断層撮影装置を導入しています。
この機器は、身体の内部を詳細に診断することができ、検査の対象は頭部・胸部・腹部・四肢など、全身の様々な箇所におよびます。
この機器は、身体の内部を詳細に診断することができ、検査の対象は頭部・胸部・腹部・四肢など、全身の様々な箇所におよびます。
CT検査の特徴
CT検査は「Computed Tomography:コンピュータ断層撮影」の略です。普通のレントゲン検査と同じくX線を使った検査で、体の中のX線の透過性の違いを画像にします。
X線写真は撮影した1方向からの2次元の情報しかありませんが、CTはX線を出す装置とそれを受け取る装置が体を中心に1回転しながら得た体内の情報をコンピューターで解析して体の断面図を画像にします。
さらにこの回転する装置の中で体(ベッド)を縦方向に移動させながら連続して撮影することで3次元の情報が得られるため、レントゲンと比べると情報の量が格段に多くなります。
X線写真は撮影した1方向からの2次元の情報しかありませんが、CTはX線を出す装置とそれを受け取る装置が体を中心に1回転しながら得た体内の情報をコンピューターで解析して体の断面図を画像にします。
さらにこの回転する装置の中で体(ベッド)を縦方向に移動させながら連続して撮影することで3次元の情報が得られるため、レントゲンと比べると情報の量が格段に多くなります。
- 検査時間:5分~10分で終わります。痛みはありません。
- 料金:約5,000円程度(3割負担の場合)
- 放射線被ばくについて:普通のレントゲン検査より被ばく量は多くなります。しかし一般に医療用放射線で健康被害が生じる可能性は極めて低いと言われています。被ばくによるリスクと診断の必要性を天秤にかけて判断することが必要です。不安な方は遠慮せずご相談ください。
- 造影剤について:造影剤は重篤なアレルギーのリスクがあるので安全のため当院では行っていません。診断の際に造影検査が必要と判断した場合は総合病院へご紹介します。
画像例
硬膜下血腫
COPD
COPD 肺野3D
膵臓がん
腎臓がん
多発性腎のう胞
手首骨折3D
腰椎圧迫骨折
3D
3D
股関節大腿骨骨折
3D
3D
股関節金属留置
3D
3D
副鼻腔
CT検査で発見できる病気
尿路結石・腎結石 | 尿路結石はレントゲンでは写りませんがCTでは小さな石でもわかることがよくあります。 |
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脂肪肝・肝硬変 | 超音波でもわかりますが胃や腸のガスの影響を受けずに全体がよく見えます。 |
肝腫瘍 | 小さなものはわかりにくいですが比較的大きなものであれば発見の契機になります。 |
肺腫瘍(肺がんなど) | 検診で行うレントゲンでは小さな肺がんはわからないことがよくあります。 またある程度大きくても心臓の影に隠れていたり、肋骨や乳房のふちと重なっていたりすると見つけるのが困難なことがあります。CTでは造影剤を使わなくても小さな肺がんの発見率はかなり高くなっています。 |
大腸憩室炎、虫垂炎 | 腹痛と発熱が主な症状です。虫垂炎は程度によっては緊急手術が必要ですが、大腸憩室炎は多くが内科的に治療できます。この二つは症状と血液検査だけでは見分けがつかない場合がありますが、CTがあれば診断はかなり確実になります。治療方針に大きな違いがでるのでたいへん役に立ちます。 |
腎のう胞・肝嚢胞 | 良性の嚢胞は治療の必要はありませんが、大きさや数・症状によっては治療の対象となるので、時間をおいて検査して大きさに変化があるかどうかを見ることは重要です。のう胞は超音波検査でも見えますが、実は検査装置をあてる位置と角度によって大きさが違って見えます。この点CTは同じ条件で撮影できるため、変化があればすぐにわかります。 |
その他診断に役立つ病気 | 胆石症、胆のう炎、膵のう胞、脾腫 虚血性腸炎、腹水 腸閉塞、胃・十二指腸潰瘍の穿孔、鼠径ヘルニアなどの手術適応 乳がん、肺炎、胸水、気胸 脳出血、脳梗塞 前立腺肥大、副腎腫瘍 子宮筋腫、卵巣腫瘍、卵巣出血 大動脈瘤 |